イ草(いぐさ)
畳表の材料となる多年生の植物です。もともとは湿地に自生していましたが、現在は栽培種を畳表として利用しています。一枚の畳表を織るのに、およそ四千本のイ草が使われています。「昔は髄の部分を灯心に用いたので、「灯心草」とも呼ばれていました。
厳寒の真冬に植え付けたものを真夏の炎天下に刈り取り、泥染め乾燥したうえで、長さ・太さ・色調など一定の基準で選び抜かれたものだけが使われています。
畳表の材料となる多年生の植物です。もともとは湿地に自生していましたが、現在は栽培種を畳表として利用しています。一枚の畳表を織るのに、およそ四千本のイ草が使われています。「昔は髄の部分を灯心に用いたので、「灯心草」とも呼ばれていました。
厳寒の真冬に植え付けたものを真夏の炎天下に刈り取り、泥染め乾燥したうえで、長さ・太さ・色調など一定の基準で選び抜かれたものだけが使われています。