店主ヒストリー
町内の獅子舞の中身は???
わ た し 佐藤 彰です!
『他人の釜の飯を食ってこい!』
先代も新潟の米農家の八男坊だったので長男が家業を継ぎ、あとの子らは家を出され、、、
みたいな育ちなので、息子の私にも、同じような経験をさせたかったんでしょうね♪
私も高校を卒業して、だらだらそのまま家業を継ぐより、1回外に出たかったのでラッキーでした♪
京都には畳専門学校があり、市内の畳店に就職し、週1、2回学校に通わせてもらってました。
昔の言い方をすれば、丁稚奉公っていうのかな、、
朝の掃除、仕事の下準備、畳運び、先輩の仕事を見ながら先回りしてお手伝い、、
お寺の広い長い庭から茶室の狭い露地、、中門の苔に畳をぶつけて落とさぬよう、踏まぬよう
細心の注意を払い運んだ事や、親方の顔色をうかがいながら過ごした4年間、、、
初めは針も持たせてもらえず、、、しかも、4年制の学校で店の収容人数が3人なので
2年生になっても繰り上がっただけで、そのまんま下っ端で(笑)
でも、そのおかげで、就職先がお茶の家元、裏千家に出入りの畳店だったので
最高の仕事を人より多く見れたなぁっておもいます。
『仕事っちゅーんわな~、こないすんねん!!』
って言う親方の言葉は、30年経った今も自分の仕事の基となっております。
現在は一般のご家庭の畳をはじめ、地元工務店、不動産屋さんの賃貸・新築、大手〇〇メーカーのリフォームが中心ですが、京都の数奇屋大工さんの推薦もあり、重要文化財も施工させて頂いております。
近くの有名所ですと、本牧の三溪園の畳も2009年から現在、携らせていただいております。
芸術的な歴史学的にも高く評価されている建物と共に是非私の納めた畳にも目を向けて頂けるとうれしく思います。
『見えない所も丁寧に!!』
これからも作り続けてまいりたいと思います。
二代目 佐藤 彰
- 京畳術競技大会 最優秀賞 連続受賞
- 平成9年 一級技能検定 合格
- 平成11年 神奈川県名工会 会長賞 受賞
- 平成12年 神奈川県 青年優秀技能者として表彰